BLSヘルスケアプロバイダーマニュアル日本語版(G2005)





□ BLSヘルスケアプロバイダーマニュアル 事前学習は必須

日本で唯一のプロフェッショナル向けの上級心肺蘇生講習であるAHA-BLSヘルスケアプロバイダー(HCP)コースに必要なテキストは、受講生が事前に購入しておく必要があります。

BLSヘルスケアプロバイダーマニュアル―AHAガイドライン2005準拠

BLSヘルスケアプロバイダーマニュアル 日本語版
American Heart Association/著 日本蘇生協議会/監修
中山書店 (ISBN:978-4-521-67841-2)
4,830円(税込)

書店で販売されている本ですが、医学専門書ですので、町中の本屋ではなかなか見かけないかもしれません。大手書店の医学書センターか、医大の購買部に行けば間違いなくおいてあるはずです。あとは最寄りの書店から「取り寄せ」をするという手もあります。

でも、インターネット普及のこの時代、ネット書店で購入するというのがいちばん楽で早いかも知れません。

ネット書店最大手の amazon.co.jp では1500円以上の買い物なら自宅までの配送料が無料です。

同じくセブンアンドワイiconでも自宅配送の送料無料。その他、最寄りのセブンイレブンでの商品受け取りも可能で、この場合、1500円以下でも送料はかかりませんし、クレジットカードがない人でも店舗で代金の支払いができて便利です。

さて、手にしてびっくりのけっこう分厚い本ですが、受講にあたってとりいそぎ必要なのは前半1/3、80ページまでの内容になります。後半2/3は「付録」です。知識を強化する意味でコース受講後にゆっくりと目を通すことをお薦めします。とにかく重要なのは前半1/3です。

BLSヘルスケアプロバイダーマニュアルは医学書とはいえ、BLS(一次救命処置)スキルを身につけてもらうための実技指導書ですので、イラストや表が多く、目を通すのにはさほど時間がかからないはずです。

講習中にはテキストを開いて講義を受ける、という場面はほぼ皆無ですので、必ず事前に手に入れて目を通してくることをお勧めします。講習もテキストの内容が頭に入っていることを前提にして進んでいきます。

英語版テキストもお勧めです

アメリカ心臓協会のBLSヘルスケアプロバイダー・コースはもともとアメリカで開発された医療従事者向けの成人教育プログラムです。最近になってようやく日本語教材が翻訳されましたが、もともとは日本でも英語テキストを使用していました。

もし英語にさほど抵抗がない方でしたら、私は英語版テキストの方をお勧めしたいと思います。なぜなら英語版テキストには、日本語版にはない次のような利点があるからです。

  1. 値段が安い
  2. CD−ROMが付属していて、基本手技が動画で独習できる

私はもともと英語版テキストで勉強をはじめたのですが、日本語版が登場してビックリしました。なぜかって、思ったより値段が高かったからです。

上でも紹介しましたように、日本語版BLSヘルスケアプロバイダー・マニュアルは4,380円です。医学書とすれば、まあひどく高いというわけではないのですが、英語版と比べるとビックリです。英語版 BLS for Healthcare Provider Student Mannual の日本での定価は1,995円です。

翻訳の手間など、経費がかかるのはわかるのですが、ここまで値段が上がるとは思いませんでした。

これだけ値段が上がったにも関わらず、英語版に付属しているCD−ROMは、日本語版には付いてきません。CD−ROMには、いろいろな付加情報が収められていて、そのテキスト(文書)部分は、翻訳されて、日本語版本書に収められています(これが付録部分です)

しかし多数収められていた貴重な動画資料はすべてカットされてしまいました。これは講習会で使われるDVD教材の中から基本手技の部分だけを抜き出して、自宅のパソコンで独習できるようになっていて、講習会に臨む前の自己学習としては非常に有用なものだっただけに残念です。

そういった意味で、私は普通に大学受験程度に英語を勉強した人であれば、ちょっと頑張って英語版テキストで勉強することをお薦めしたいと思っています。図が多く、英語自体はシンプルな説明文ですので、受験勉強で使った文学作品などよりは簡単に読めるはず。

アメリカ心臓協会の公式講習会では、受講生一人ひとりが事前にテキストを購入することを義務としてします。ただでさえ安くない受講料がかかるのですから、安い英語版テキストを使って経費削減というのもひとつの手です。英語の勉強としてもちょうどいいかも知れませんよ。

ヘルスケアプロバイダーのための人工呼吸器具:バックバルブマスク(アンビューバック)



(2008.01.14)

心肺蘇生法(BLS/CPR) エキスパートへの道

 


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