市民向け心肺蘇生とプロフェッショナル心肺蘇生の違い |
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心肺蘇生というと、心臓マッサージ(2005年からは胸骨圧迫と言い方が変わりました)、人工呼吸、AEDでの除細動というイメージがありますが、実は心肺蘇生には大きく分けて2段階に分かれています。
一次救命処置(BLS:Basic Life Support)
二次救命処置(ALS:Advanced Life Support) このうち、このページでは一次救命処置(BLS)にかぎって扱っていきますが、実はBLSにはふたつのバージョンがあります。一言でいうと素人向けとプロ向けの違いです。 消防の普通/上級救命講習、日本赤十字社の基礎講習や救急員養成講習など、日本で普通に知られている心肺蘇生講習はすべて一般市民(Lay Rescuer:素人)向け講習になります。 これらの講習は、心肺蘇生に関する国際的な合意事項(コンセンサス:CoSTR)に基づき、幅広い普及を目指して簡略化・単純化された講習内容になっています。 一方プロフェッショナル向けのBLSというのもあり、バックバルブマスク(通称アンビューとも言われます)を使った人工呼吸など、市民向けコースでは教えない高度なテクニックを含めてトレーニングを行ないます。 プロフェッショナル向けの救命講習といえば、心肺蘇生のフラグシップ団体であるアメリカ心臓協会(AHA)のヘルスケアプロバイダー(BLS for Healthcare Provider)コースが有名ですが、日本救急医学会が行なう ICLS コース、またヨーロッパ蘇生協議会の ILS コースも2008年度あたりからはじまる予定になっています。その他、交通事故などの外傷を前提とした救命講習である JPTEC や ITLS といった学習プログラムもプロ向けの救命講習と言えるでしょう。 これらのプロフェッショナル向けの救命講習の多くは、医療資格を持っている人を対象にしています。つまり、医師、看護師、救急救命士、救急隊員などでないと受講することができません。 そんななか、唯一一般市民にも門戸を開いているのがAHAのヘルスケアプロバイダーコースです。 |
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(2007.09.15)
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